文系でもシステムエンジニアになれるのか?(1)

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レンダリング

今年も就職活動が始まりましたね。

もうかれこれ10年近く前ですが、私も就活してました。

リーマンショック直撃で、いろいろ苦労のあった時代でしたが、

なんとかかんとかいくつか(7つくらいだったかな?)内定をもらって、

めでたくシステムエンジニアになりました。

 

就職先が他になかったからシステムエンジニアになったんじゃ?

って言われることもありますが、断じて違います。

目的をもってシステムエンジニアという職を選んだんです。

 

このシリーズは、これからシステムエンジニアを目指される、

もしくはもうエンジニアだけど本当にこれでいいのか悩まれている方に向けて、

 

システムエンジニアってどういう仕事なのか

・文系でもできる仕事なのか

・どうやったらなれるのか

・文系の人がどんな風に活躍できるのか

 

といったことについてまとめて行きます。

 

システムエンジニアってどういう仕事なのか』

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システムエンジニアってどんなイメージでしょうか?

・一日中パソコンに向かってひたすらタイピングしている

・ホームページを作ったり、アプリを作ったりしている

プログラミング言語と呼ばれる外国語を使って仕事をしている

・とにかく激務で帰れない

・先進的な技術で新しいものを作ってバリバリ大活躍

・とりあえずGAFAで活躍

ちょっとだけ例を挙げてみました。

イメージに当てはまるもの、あるのではないでしょうか?

 

どれも正解といえば正解ですが、不正解といえば不正解です。

すべてがすべてそうではありません。

システムエンジニアにもいろいろ種類や役割があって、

一概に"これがシステムエンジニアだ"とは言えません。

 

世間一般の方が思っているシステムエンジニア像とは正直かけ離れていると思います。

 

プログラムを書いて何か作る、だけじゃない

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システムエンジニアになると、 プログラムを書いてものを作るというのは

一回は少なくとも経験すると思います。

しかし、そのまま延々とプログラミングをし続けるかというと、そうとは限りません。

 

プログラミングというのは、アプリやシステム、ホームページなどなど。。。

ITリソースを作るための作業の一部でしかありません。

 

・お客さんと調整作業をしたり

・見積を作ったり

・設計書を書いたり

・テストをしたり

・人をアサインしたり

・プロジェクトのお金を管理したり

・物理的な機械の設定をしたり

 

システムを作るために必要ないろいろなタスクが存在する中の一つがプログラミングです。

システムエンジニアの仕事はプログラミングがすべてではありません

 

ですので、システムエンジニアとして採用されたからといって、

ごりごりプログラミングだけをこなすことになるかというとそうではありません。

そういう仕事がお望みの方は、プログラマーとして活躍できる場を探されたほうがいいでしょう。

 

人とのやりとりがとても重要なお仕事

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前述の通り、システムエンジニアのお仕事は多岐に渡ります。

一人で全てをこなさなければならないか?というとそんなことはありません。

多くの場合は分業されていますので。

しかし、どんな役割をこなすにしろ、人とのやりとりはどうしても発生しますし、重要です。

 

時々、人間関係が面倒だからIT系にという方がおられますが(表立って面接で言うことはないと思いますが、、、)、そういう方はマジで辞めといた方がいいです。

コミュニケーション能力は確実に問われます。

 

プログラミングするにしてもそうです。

機能や、目的、出来上がるもののイメージをきちんと理解し、時にヒアリングし、問題や疑問があればそれを伝達する、どうあがいてもコミュニケーションは必要になります。

『言われた通りのもの作っとけばいいんでしょ?』という考えはナンセンスです。

お弁当にたんぽぽ乗せる作業とはわけが違うのです。

 

だからってプログラミングがまったく出来なくていいわけではない

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いろんなお仕事があって、コミュニケーション能力も大切とここまできました。

だが、しかし、プログラミング能力がなくてもいいかと言われると、残念ながらそこはNOです。

入った時点で必要か?というここであれば、入った時点ではなくてもなんとかなります。

相応の覚悟は必要ですが。

(この辺りは次回以降で)

 

なぜプログラミング出来ないといけないか。

それは一重に上述のいろいろなお仕事をする基礎になるからです。

 

例えば、

お客さんとシステムを作るための打ち合わせをしている時に、作り方がわからないと適切な提案をする事が出来ません

規模感であったり、スケジュール感であったり、実現可否であったり、適切な提案をするためには作り方を理解しておく必要があります。

 

ですので、プログラミングはある程度できていないとシステムエンジニアとして話をすることができないんですね。。。

 

まとめ

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少しまとめると、こんな感じになるかなと。

システムエンジニア

・システムやアプリなどを作るためにプログラミングするだけではなくお客様への提案や、テスト、機器の設定などシステムづくりに必要な様々なことをするお仕事(全部じゃないけど)

・コミュニケーション能力がある程度必要なお仕事

・プログラミングもある程度できないといけないお仕事

  (後からでもできるようにはなりますが、相応の覚悟は必要)

 

システムエンジニアと呼ばれる仕事がどんなお仕事なのか、イメージ沸きましたでしょうか?

言葉がわからない、もっと深く知りたい等ありましたらお気軽にご連絡ください。